河童や鬼など代表的な妖怪を詳しく解説。さらに、豆知識、民話のページなどもある妖怪絵本の決定版。
飯野和好さんの例の絵で、日本の妖怪たちが大迫力に紹介されています。
河童、天狗、ぬりかべ、だいだらぼっち、みこし入道、船幽霊、つちのこ、鬼などなど。
河童と鬼にはそれぞれが出てくる民話も載っています。
夏のお話し会に持って行き、読まなかったのですが置いておいたら、何人もの子どもが手にとって中を見ていました。
元々子どもって妖怪とかおばけとか、怪しげなものに惹かれるものですし、表紙が河童の顔半分のアップで、裏表紙が天狗の顔半分のアップなので、目を引く本でもあるのです。
「現代の妖怪」というページがあり、口さけ女、百キロバア、人面犬などが紹介されているのが、笑えます。
口さけ女が流行った高校生の頃、夜帰りが遅くなった時に、「口さけ女が追ってくるかもしれない」と友人と猛スピードで自転車をこいで帰ったのを思い出しました。
小さい子から大人まで楽しめる妖怪図鑑です。 (金のりんごさん 40代・ママ 女の子12歳、男の子8歳、男の子6歳)
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