やかまし好きの王子が、誕生日に世界でいちばんやかましい音を聞きたいと言います。そこで世界中に伝令が飛ばされ、その日その時刻にみんなで一斉に叫ぶことになるのですが、世界一やかましい音を聞いてみたいのは、王子ひとりではありませんでした。
本の帯に書かれていた「とんでもないどんでん返しがさわやかな結末を運んでくる」という言葉にひかれ借りてきました。
やかましいことの大好きなギャオギャオ王子の誕生日の希望は「世界で一番やかましい音がききたい」
王様は全世界の人々へ「何月何日何時何分にギャオギャオ王子お誕生日おめでとう」とありったけの声で叫ぶよう伝令をだします。
「一体、どんな音がするんだろう。聞きたーい。」
そう思ったのはどうやら私だけではなかったようです。
ラストの意外な展開がとても小気味よかったです。
期待通りの作品でした。 (かぽちゃんさん 40代・ママ 女の子12歳、男の子10歳)
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