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岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の民話を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』(1910年)。 京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!代表的ストーリー「山男」「山女」の世界を、絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』で話題をさらった気鋭のイラストレーター中川学が、現地取材に基づいて見事に再現しました。
このお話は、山に住んでいる大きな人さらいのお話でした。一人の女の子がさらわれて死んでいたと思っていたのに山でそのさらっていった男と一緒に暮らしていたのです。女の子の説明した人さらいのやまびとの姿がとっても怖かったらしく、その日の夜は一人で寝れないと言われました。 (イカリサンカクさん 30代・ママ 男の子8歳)
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