長いこと大切な中身を守っていたのに、カラは、生まれてきた中身にふりむいてもらえません。おこったカラに手足がはえ、カーラは旅にでました。
子供は、表紙にとても関心を持ち、自分で読み出しました。
でも、私は、この本は、むしろ、大人向けなのでは・・と思うのです。
カーラが、とけげに
「ありがとうの ひとこともないのかい。
あのおんしらず」
という所なんか、まるで、おかあさんと子供のよう。
そして、その後、自分の好きなことをしだすカーラは、子離れをした、女性のようです。
20年後、私もこんな風なのかも・・・
と、ちょっと苦笑いしました。 (はらぺこむしむしさん 30代・ママ 男の子4歳)
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