悟と雄二は、小学校6年生。小学校生活最後の夏休みの計画を立てていました。それは遊び慣れたあの川で、なにかひとつ成し遂げてやろうということ。やがて、川遊びを知らない真人もくわわって、夏休みはきらきらとかがやきだします。少年たちが成し遂げたことは……。
小学校6年生の最後の夏休み。
悟と雄二はいつものように川遊びに出かけます。
裸んぼで川を泳ぎ、魚を釣り、虫を捕まえる姿が生き生き描かれます。
悟はオニヤンマを捕まえ、
雄二は深い淵の下の大ゴイを手づかみするのが目標。
初心者の真人も加わって、少年達の夏休みが過ぎていきます。
台風の恐ろしさ、川の流れを読むこと、たくさんの体験が繰り広げられます。
川に学ぶ子ども達の姿。
今はそんなことめったにできないので、
この絵本でご相伴させてもらいましょうか。 (レイラさん 40代・ママ 男の子13歳、男の子10歳)
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