ある村にあらわれた、なぞの穴。 なんでものみこんでくれる穴のおかげで 都会はきれいになっていったが……。 庭のすみで見つけた鏡のなかには なんと犬が住んでいた! 五郎くんはあることを思いついて……。 星新一の名作「おーい でてこーい」と もう一遍をお届け。
「おーい でてこーい」は、何でも入ってしまう穴をだんだんと悪事に使う人間達の姿が描かれています。
ただ、ラストはよーく読んでいないと分かりにくいようでした。
「鏡のなかの犬」は、自分の望みをかなえてくれたことで欲が出てきた人間の愚かさを描いています。
イソップの「欲張りな犬」のような読後感があります。
でもせっかく星新一さんを子供向けに紹介するなら、もっと面白いのが沢山あるのになぁとは思いました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳)
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