「宇宙はブラジルより近い」という話を耳にしたことはありますか? 宇宙は、一般的には大気がほとんどなくなる100キロメートルより上空とされています。 直線距離では東京駅から富士山よりも近いんです。 でも、宇宙に行くためには莫大な費用と設備が必要ですから、 すごく遠い場所とされています。 この本では、宇宙は遠い、まるでワープをしなければ行くことのできない所ではないということを感じてもらえるよう、地面から順を追って、宇宙までを描いた絵本です。
印象的な題名に惹かれました。
宇宙開発をする研究者による作品です。
ふうせん宇宙撮影プロジェクトなどを手掛けているだけあって、
風船を手掛かりに、宇宙との距離感を実感させるストーリー。
地上から上昇して変わる景色が興味深いです。
地球と宇宙の境目というところがなるほど、でした。
そう、つながっているということが、案外大きな気づきとなります。
あとがきではさらに詳しい解説があり、こちらも、意外な納得でしょう。
小学生くらいから、宇宙を身近に感じるきっかけに。 (レイラさん 50代・ママ )
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