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『ちいさいおうち』の作者バートンによる,有名なアンデルセン童話の絵本.すらりとした王さまや,ミュージカルを思わせる美しい展開はバートン流.ほんとうのことをいえない大人たちの姿を滑稽に描きます.
『ちいさいおうち』のバージニア・リー・バートンの描く、アンデルセンの「はだかのおうさま」。このお話は、これまで何度も読んだり聞いたりしていましたが、王さまのイメージはでっぷりと太った姿でした。でも、バートンが描く王さまは、スマートで気品を感じさせます。
また、登場人物がみんなスマートで、まちの人たちもきれいな洋服を着ているというところが、印象的でした。
文章の周りを囲む飾りなども美しく、バートンのおしゃれなイラストを堪能しました。
(クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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