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「お月さまがほしい」というおさないレノアひめの願いをかなえようと、王さまは、大臣や学者、魔法使いに月をとってくるよう命じました。けれどもみんな、そんなことはできないといいます。こまった王さまから話を聞いた道化師は…? コールデコット賞を受賞し、世代を超えて読みつがれてきたロングセラー絵本を、カラー挿絵たっぷりの読みやすい幼年童話にしました。
月がほしいという、無邪気なレノア姫の願いに振り回される大人たちが、滑稽に思える物語です。
王様に月を取ってくるように命じられた者たちが、とんでもない言い訳を重ねながら、月を持ってくるのは無理だというところだけは常識が邪魔しています。
でも、レノア姫はメルヘンの世界で月を楽しんでいたのですね。
月がたくさんあるということも納得できました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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