箱のなかにはいっているのは?!
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夜空に明るく輝く月。昔も今も、たとえどこに住んでいようと、月は私たちを温かく照らしてくれます。眺めているとさまざまな想像が広がっていく不思議な魅力もありますね。こちらでは小学生以上が対象となる月の物語を集めてみました。月から想起される物語や、月が重要なモチーフとなっている物語をお楽しみください。
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「お月さまがほしい」というおさないレノアひめの願いをかなえようと、王さまは、大臣や学者、魔法使いに月をとってくるよう命じました。けれどもみんな、そんなことはできないといいます。こまった王さまから話を聞いた道化師は…?
「この世界の生活は、月にとっては一つのおとぎ話にすぎません」 ひとりぼっちの若い絵かきのもとへ、夜ごと友だちの月が訪れて、空から見たことを聞かせます。旅を愛したアンデルセンの詩情あふれる名作。
好奇心の強いくまの子ウーフが日々の暮らしの中で出会う疑問をテーマにした「くまの子ウーフの童話集」が小学校低学年の子どもたち向けて、親しみやすい幼年童話の形に。本書には「おかあさんおめでとう」と「お月さんはきつねがすき?」が収録されています。
毎月読みたい、季節にぴったりの童話たち。9月のおはなしは、お月見にまつわる物語。さやは、都会でくらす女の子。近所のおばあさん、ねね子さんから、お月見にさそわれて、友達といっしょにねね子さんの家に行きました。さやはねねこさんのお庭で不思議なお月見の夜を体験します。
ルーチカの住むフェリエの国は、信じるひとだけに見える秘密の場所。そこではルーチカと仲間たちが仲良く暮らしています。「カギのおとしもの」「レペテの実とふしぎなたね」、「うれしかったお月さま」の3つのお話を収録。3話目では、満月の夜にみんなで楽しく劇を演じます。
つるばら村のくるみさんは、やっと駅前にお店を出せるようになりました。赤い屋根の小さなお店で、「三日月屋」というパン屋さんです。くるみさんは、村の動物たちの注文に合わせていろいろなパンを焼き続けています。十五夜の月の光を入れたムーンライトブレッドのお話など12編。
昆虫語の研究に熱中していたドリトル先生のところに現れた巨大なガ。このガに乗って月へ向かったドリトル先生たちは水や食物を求めての苦しい旅をします。しかし月の世界の住民たちと話をかわすことができるようになり、先生は患者の診療に大活躍します。
中島 敦による唐の時代の中国を舞台にしたお話。自尊心の高さから何をしても現状に満足できず、自分を許せなくなった李徴(りちょう)は、ある時虎になってしまいます。その後、偶然かつての友人と、虎の姿で再会し……。虎に変身してしまった男が、かつて望んだ詩人としての名声と、その挫折を語る物語。
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