
大人気「まめうし」シリーズ11作目は、まめうしの恋模様に注目です。
まめつぶくらいの小さい子牛、まめうしの住む牧場にも暖かい風がふいてきました。まめうしのおじいちゃん“まめじい”は、春の匂いを探してくると言いました。「春の匂いってなんだろう?」まめうしは、牧場に出かけ一人で春の匂いを探しに行くことにしました。くんくんくん……。大きく鼻の穴を広げて、いい匂いのする方向へ進んでいきます。花も葉っぱも全部桃色に染まった木にたどりついたり、お父さんのうんちにたどりついたり……。まだまだ春を探していると、頭に桃色の花をつけた子牛の女の子“あずきちゃん”に出会い、最後にとってもかわいい春をみつけました。それから、まめうしはあずきちゃんといつも一緒。ところが、それを仲良しのありすちゃんに見つかってしまい、まめうしは……!?

かわいいまめうしくんの姿からすると、少し背伸びした物語です。
春の匂いを探し歩いていたまめうしくんが見つけたのは、花を頭につけたあずきちゃんぇした。
春は出会いの季節でもあるのですね。
表紙裏の絵を見ると、あずきちゃんがまめうしくんをどう思っているのかわかりませんが、それも含めて春はこんな季節ですね。
絵は幼児向けですが、ちょっと大人な絵本です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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