おまめがっこうのだいずぐみには、おいしそうに育った大豆たちがいっぱい。卒業したらみんなで何になるか、学級会で決めることになりました。
「はい!」と元気よく手を挙げたのは、まめっちくん。とうふがいいと言いました。みんなはマーボーどうふやとうふハンバーグなど、とうふでできた料理を想像してワクワク。他にも、ふくまめ、おみそ、なっとうなどなど、次から次へとなりたいものを発表するだいずぐみ。最初はみんな楽しそうだったのに、意見が割れてとうとうケンカになってしまいました。
誰かが、みんな自分のなりたいものになればいいと言ったから、なりたいものごとに分かれてしまっただいずぐみ。ところがポツンとひとり残ったのは、まめた。まめたは、みんな一緒がよかったのです。まめたの気持ちを聞いた、だいずぐみのみんなはどうするのでしょう?
誰かが何かを言わないと始まらないし、かといって、言いっぱなしでは終われない学級会。最後にはちゃんと話し合って、みんなが納得する結論を出せて、えらいです。自分の意見を言うことも、人の意見を聞くことも、どちらも大事ですよね。
それにしても、このおまめがっこう。そらまめぐみやひよこまめぐみもあるのかな思うと、どんな学級会が開かれているのか気になりますね。
(近野明日花 絵本ナビライター)
おまめがっこうのだいずたちは「将来どんな食べ物になるか」学級会で話しあっています。 ところがみんなの意見はばーらばら。そしてとうとうケンカになっちゃった! さあ、だいずぐみのみんなはどんな食べ物になるのでしょうか? 身近な食べ物が大豆でできていることを楽しく知ることができる、食育にもおすすめの絵本です。
大豆たちが、何になりたいかを話し合っています。豆腐になりたい、納豆になりたい、味噌になりたい、お揚げさんになりたい・・・と大豆が変身出来るものが沢山あることを教えてくれます。
最後は、身近で毎日食べているアレになりました!
なるほど、名案ですね!
改めて、大豆にとっても食生活を支えてもらっているな?と思いました。 (lunaさん 30代・ママ 男の子13歳)
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