恐竜ファンの子どもたちから大人気! 親子2代で読み継がれている、黒川みつひろさんの恐竜絵本。1992年の第1冊目『たたかえ恐竜トリケラトプス』の刊行から、今年で30周年を迎えます。その記念すべき年に、新シリーズ「恐竜しんはっけん」がスタートしました! トリケラトプスの親子ビッグホーンとリトルホーン、友達のプテラぼうやが、親とはぐれたデイノケイルスの子ども・ディノを群れに送り届けるため、北米からアジア大陸を旅する物語。注目の第1弾は、彼らの出会いのお話です。 ある日ビッグホーンたちは海岸で、流されてきた子どもの恐竜を見つけます。助けようとしたそのとき、現れたのは海のギャング、「ウミトカゲ」のモササウルスとティロサウルス! そこからトリケラトプスとウミトカゲの激しいバトルが始まります。 全長最大17メートルという巨大な体と、鋭い歯がずらりと並んだ口。噛まれたらひとたまりもありません。さあ、がんばれ、トリケラトプスたち! 今回はどんなかっこいい戦いぶりを見せてくれるでしょうか? シリーズの人気の秘訣は何といっても迫力満点の恐竜たちの戦い! 今作でもトリケラトプスたちと2頭のウミトカゲの、手に汗握る攻防が見どころです。画面いっぱいに広がるウミトカゲの大きな口の恐ろしさといったら!! ハラハラドキドキ、お話を楽しみながら、ダイナミックに動きまわる恐竜たちの姿を堪能できます。 新しい物語の幕開け、この先どんなことが待っているのか、向かうアジア大陸でどんな恐竜たちが登場するのか、次のお話が待ちきれませんね。 カバー裏に、黒川みつひろさん描き下ろしのぬりえとめいろがついています。絵本のすみずみまで楽しんでくださいね。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
トリケラトプスは、アジア大陸から北米へと海を流されてきたデイノケイルスの子どもをウミトカゲのモササウルスやティロサウルスからすくえるか? トリケラトプスがアジア大陸へと向かう新シリーズ、第一弾! カバー裏に巨大ぬりえ迷路付き! 子どもたちに大人気の恐竜絵本シリーズは2022年に30周年を迎えました。近年、新たな恐竜の化石が多数発見されているアジア大陸を舞台にした新シリーズが始まります。
恐竜トリケラトプスシリーズ、子どもが3歳の時から大好きでもう何冊読んだかも何度読んだかもわかりません。ちょっとした事件→ピンチ→切り抜けて次へ、というお決まりのストーリーなのですが、お決まりのストーリーだからこそ、ちょっとハラハラしつつも安心して読めるのかもしれません。今回も迫力あるウミトカゲたちとの戦いに夢中になっていました。
今回のシリーズは北米からアジア大陸を目指すということで、今までとはまた違った恐竜が出てくるのかなと期待しています。フタバスズキリュウなど、日本の恐竜にも出会えるといいなと思います。 (じゃすさん 30代・ママ 女の子5歳)
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