巧と豪。二人は出会いバッテリーを組む。最高に熱い物語。
小2から野球を始め、野球歴8年目に突入した中3(とうとうなってしまった!大汗)の長男が、6年生の時に、この1巻だけ借りてきて読んでました。
朝から晩まで外にいて、あまり本を読む子ではなかったので、案の定、字がいっぱいで分厚いこの本も、いくら少年野球という身近なテーマが描かれてるとはいえ、挫折したようです(苦笑)。
ところが、約1年後、中学生になり、語彙力も増え、理解力も増したのか?!朝読書の時間に読み始めたら、おもしろかったらしく、家でも寝る間を惜しんで、とうとう全巻読破してしまいました。
子どもの頃から、本が大好きだった私は、そんな息子の姿が昔の自分と重なり、とてもうれしくて、彼を夢中にさせた『バッテリー』を、自分でも読んでみたくなり、古本屋で文庫本を買い漁り(当時、最終巻だけは、まだ文庫化されてなかったので、分厚い児童書を図書館で予約して借りて・・・)読破しました!
めちゃくちゃ、おもしろかったです〜♪
ちょうど、長男と同じ年頃の野球少年たちのストーリーというのもあり、感情移入しまくって、ハラハラドキドキ楽しみました。
主人公のピッチャー=巧と、バッテリーを組むことになったキャッチャー=豪を初め、個性的な野球部仲間たち。
病弱な弟=青波や、父母、祖父。顧問のオトムライや先輩たち。
とにかく一人一人の登場人物が、いきいきしていて、魅力的なんです☆(わあ、なんて嫌なやつ〜というのも出てきますが・・・!)
1巻目は、まだ、中学入学前の春休みの、巧と豪との出会いという、ほんの序章しか書かれてませんが・・・続きが読みたくなることまちがいないです!
映画化もされ、今週からドラマも始りますね。
映像で見るのもいいですが、スリル満点の原作をぜひ、多くの方に味わってほしいです。
私は、この『バッテリー』で、あさのあつこさんに目覚め、長男と競うように、他の作品も読み漁ってます。
中学生になった息子と、お気に入りの本を通して、共通の会話ができるのは、とてもしあわせなことだと思います♪
6年生の時の息子のように挫折する人もいるかもしれませんが、中1の時の息子のように、ある日突然、スラスラ読める日が来るかもしれません。今はまだ早いと思ったら、また後日、挑戦してみてくださいね♪
特に、野球少年&応援してる親、必読です☆ (ぼのさん 40代・ママ 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳)
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