バケツとシャベルを手に砂遊びをするももんちゃんのところに、ひよこさんがやってきました。 「ぴよぴよ ひよこさん ももんちゃんにすりすり ももんちゃん いーいにおい」 ひよこさんが行ってしまって、次はきんぎょさん。 「すりすり ももんちゃん いーいにおい」 ねずみさんに、いぬさん、さぼてんさん・・・さぼてんさん!? あっ、痛い!
とげがあるさぼてんさん、そりゃあ痛いよね、ももんちゃん。 お目目に涙をにじませながら、がまんがまんのももんちゃん。バケツとシャベルをもって歩きます。 バケツとシャベルを手放し、かけ出し・・・おかあさんに抱っこされたら「わーん わーん」
あぁ、安心できる腕に抱きしめられて大泣きするももんちゃんたら、かわいいなあ。 さぼてんさんの「すりすり」は痛かったけど、「すりすり」っていいよね。 読み終えて娘に「すりすりしたら、ママのにおい、する?」と聞いてみたくなりました。 娘はくんくんとにおいをかいで、にっこり。「するー!」
「ももんちゃんあそぼう」シリーズも3冊目。この本を読んだら、ももんちゃんと誰かさんみたいに「すりすり いーいにおい」ってしちゃいましょう。きっと子どもたちも、ももんちゃんみたいに素敵な顔・・・してくれるんじゃないかな。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ももんちゃんのところに、ひよこさんやきんぎょさんやねずみさんが、すりすりしにきました。
よく行く児童館にあるこの本、
毎回、人目もはばからず一緒にスリスリしながら読むシアワセ♪
ああ、もうあと3年もすればこんなシアワセは味わえなくなるのね…
とウルウルした母に、このラストはダメ押しの一点追加です。
こどもの感想は「サボテンさんはちくちくだった」
…それだけかいな! (グレープフルーツ・ムーンさん 30代・ママ 男の子9歳、男の子3歳)
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