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マルガリータは、料理が得意でのんびりのんきな、くまの女の子。友だちのマルチェッロは、きれいなものが好きで手先の器用な、みつばちの男の子。ふたりは海辺でレストランをやっています。ある夜、かいぞくが現れ、マルガリータの宝物を持っていってしまいました。ふたりはお店を船に改造して、大海原へ! 細やかでユーモアたっぷりの絵と、独特な登場人物が楽しい、人気の絵本作家・工藤ノリコさんがはじめて作った絵童話です。
とにかく海と空の色がきれい!色を眺めているだけであきません。この本は小学校1年生の娘の夏休みの自由課題のひとつ、読書感想画の本だったので購入しましたが、思ってた以上に楽しくて、娘とどの場面を描く?(私も描く気マンマン)と親子で話し合うだけでも楽しいです。ところで、このお話の初めの方でマルガリータちゃんは、かいぞくに自分の宝物をあげるのですが、その宝物って何だと思います?いまいち料理が好きではない私にとって、結構驚きでした。ちなみに私の宝物はベタですが、家族です。さすがにこれは海賊さんにはあげれませんね。 (カンナ不二子さん 40代・ママ 女の子6歳)
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