きのうもあめ。きょうもあめ。あそびにいけなくて、つまらない。でもぼくは、いいことをかんがえついた。おみせやさんをするんだ。ゆかに、ハンカチ 、コップ、クレヨン、はさみ、ボール……いろいろならべて、「いらっしゃい。いい もの うりますよ。だれにでも うりますよう。」 するとね、すずめがやってきて、「ハンカチ くださいな。ピチチ。」 つぎにやってきたのは? おみせやさんにやってくるお客さまは、それぞれにちょっぴり不思議で個性的。雨の日の子どもの心情をみずみずしく描いた作品です。 1992年初版の『おみせやさん』の改訂新版。改訂新版よりあとがきが追加されています。
雨の日に読みたい一冊です。
ぼく、は雨の日につまらないからお店やさんを開いてみた。そうすると、なんとかわいくてちょっと変わったお客さんがたくさんきてくれます。あまつぶ、っていうのがとてもユニークに感じました。みんなちゃんとお金持っててえらいね!と子供たちは不思議がってきいていました。 (ままmamaママさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子7歳、男の子5歳、女の子2歳)
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