ニューヨークのメトロポリタンハウス、通称メット。 そこに、オペラ好きのネズミの家族と、音楽嫌いのネコが住んでいました。 普段は顔をあわせないはずが、ふとしたことから…。 モーツァルトのオペラ『魔笛』を題材に、ゆかいな大騒動を楽しく描いています。 オペラにくわしい人も、そうでない人もみんなで楽しめる絵本。
メトロポリタン・オペラハウスには、
ネズミのペトリーニ一家が住んでいます。
一家そろってオペラが大好き。
中でもモーツァルトの「魔笛」が
いちばんのお気に入りでした。
この絵本は1953年アメリカで出版され
50年あまりを経て2008年に復刊されました。
ペトリーニの仕事は
ステージのフットライトの真ん中の
プランター・ボックスという洞穴のようなところで
観客からは見えない場所にいます。
そこで歌い手に合図を出し、もしも歌詞を忘れた時は
すぐに助けを出す仕事があって
そこで楽譜本をめくるという助手の仕事が
ペトリーニの仕事です。
魔笛というのは
魔法の笛に守られている一人の王子が
夜の女王の国を通ってお姫様を探しに行く物語です。
この魔笛の物語に操られてしまった
ペトリーニとそして猫との戦いが楽しいです。
音楽に魅了されていく様子が
心地いいなと感じました。
モーツァルトの晩年の最高傑作「魔笛」
一度じっくり聞いてみたいです。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子13歳)
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