ひろった車のおもちゃを自分のものにしたくて、嘘をついてしまったチッチ。だれもが経験する幼い心の悩み、とげがささったような心のうちを描きます。
かっこいい赤い車。ちょっとだけ借りちゃおう。
「クルマ知らない?」と親友のトービー。思わず「知らない!」
どうしよう、嘘ついちゃった。胸がチクチクする・・・
嘘をついた後は、みんな心が痛い。チクチクチクチク。本当のことをなかなか言い出せないチッチの心の葛藤が痛いほどよく分かりました。(嘘をついたことがあるってことかしら・・・)
けんかをした後の【寂しい】、嘘をついた時の【苦しい】、そして仲直りした時の【嬉しい】、そんないろんな感情が入り混じった本です。
そのうち自分の子供たちもこんな風に嘘をつくようになるんだろうなぁ。でもそれによって生じるいろんな感情もちゃんと理解してあげようと思いました。 (モペットさん 20代・ママ 女の子5歳、男の子3歳)
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