猫はどうして十二支に入れなかったのか、ネズミの視点から描かれています。この絵本の特徴はなんといっても芸術的な瀬川さんの絵。 装飾的でありながら生き生きとした動きも感じます。愛蔵版ですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ねこはなぜ十二支にはいらなかったのか? 瀬川康男が描く躍動に満ちた絵巻物語。
少し前にも、別の十二支のお話を紹介しましたが、今回はせがわやすお氏の絵本を紹介します。
内容は同じ。ただ、こっちはあくまでもねずみを主人公として扱っています。
小さくて、弱い自分が、いち早く御殿へ着くには、どうするべきか。悩んだねずみは、神様の元へ向かう動物たちを次々と乗り継いで、最後は一番乗り。という、ストーリー。
物語はともかく、せがわさんのイラストは個性的で、素敵。
動物に独特の模様を描いているんですが(千代紙に使うような色合わせ)、これが、ものすごくいいセンスなんです。
小学生くらいになれば、十分読めるないようなので、機会があったら、ぜひ、読んでみて下さい。 (てんぐざるさん 30代・ママ 7歳、2歳)
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