みんなおなじみ「ネコとネズミの関係」というのをユーモアたっぷり、スリル満点に描いて大人気となった絵本『にゃーご』。知らない強みで、怖いはずのネコにも無邪気な顔を見せてしまうネズミ達の様子は、大人からすればハラハラする一方。でも、だからこそ出会える出来事であり、優しさでもあり。子ども達が見ている世界そのものなのかもしれない、とも思うのです。宮西達也さん作品の魅力が凝縮されており、原点とも言えるのでしょうね。
その『にゃーご』が月刊誌「こどものくに」で発表されてから何と21年!長い時を経てついにその続編が登場したのです。今度のキーワード「ちゅーちゅー」…・という事は、ネコの立場がどうなって、ネズミの立場がどうなるの?やっぱり緊張感溢れる場面が展開されるの?表紙のネコのあの表情はやっぱり?
読む前に色々と想像してしまうのが、続編の楽しみの醍醐味の一つです。大いにその内容を予想してみてくださいね。今度のネコはかなり意表をついたキャラクターだ、という事だけお伝えしておきます。
色鉛筆を主として、草一本一本まで丁寧に描かれている、あの温かみのある雰囲気のタッチとまた再会できるのも、ファンの方達にとっては嬉しい限りですよね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
教科書にも載っているおなじみの人気絵本『にゃーご』の続編が、21年の年月を経て、今ここに出版されました! 今回も、主人公はネコとネズミ。どんなストーリーが展開されるのかは読んでからのお楽しみ! 『にゃーご』同様、読んだ後に心があったかくなるお話です。
「にゃーご」がとてもおもしろかったので
こちらも読んでみました。
なるほど、そうきたか(笑)。
知らない人って怖くもあるけれど、もしかしたら
こんな風に楽しいことでもあるのかもしれないなあって
思いました。
それにしても、ちゅーちゅーという鳴き声もかわいいと
思っていましたが、ぼよよ〜んぼよよ〜んって鳴く
ねずみがいてもかわいいかもしれないなあ(笑)。
ちゅーちゅー。
自分の言葉で大好き!を大好きな人に伝えたいなあとも
思いました。
娘は「あ、にゃーごのねこさんだ」と言っていましたが
絶対違うと私は思う(笑)。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子3歳)
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