カギをなくしたネコのふう太。困って鍵穴をのぞいてみると、手が伸びてきて…。 連れてこられたのは「まよいかぎのしろ」だった。
★作者のこばやしゆかこさんのコメントをご紹介します!
昔からカギ穴って何かに似ているなぁ…と思っていて、 ある時ふと、「ああ、人の形に似ているんだ!」と、お話の出発点はそこでした。
でも、ふつうのカギ穴じゃ面白くないな、そうだ、主人公をネコにしてネコの形のカギ穴がいい、 主人公の名前はふう太だ!ネコのふう太がカギ穴に吸い込まれて旅に出る・・・ でも、いったいどこへ?
そこから私はお話の迷路にはまって右往左往、周りの方からたくさんのヒントを頂いて やっと、ふう太の旅先に行き着くことが出来ました。 私がふう太と一緒に出た旅は、ちょっとドキドキしてゾクゾクしてワク ワクするものでした。
この絵本を手に取って下さる方も、そんな風に楽しんでいただければ、 そんな絵本になっていれば、と願います。
こばやしゆかこ
カギというよりは
鍵穴の中のお話でした。
鍵を無くしてしまったねこのふう太。
鍵がないと家に入れない。
鍵穴を除いていたら中から手が出てきて
ぐいっと引っ張られてしまいました。
鍵穴の世界はとても不思議。
絵の雰囲気は不思議な国のアリスみたいでした。
なくなった鍵たちここに集結しまています。
楽しくて帰りたくなくなったふう太。
早く鍵を見つけなきゃ。
このお話が人間ではなく猫の世界だから
本当にありそうだなと思いました。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子13歳)
|