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はじめてのクリスマス(偕成社)

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白雪ひめと七人のこびと

白雪ひめと七人のこびと

作: グリム童話
絵: スベン・オットー
訳: 矢川 澄子
出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,650

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 1979年09月
ISBN: 9784566001541

26×21cm/24ページ

出版社からの紹介

王妃はいつも「かがみよ、この世でいちばん美しいのはだれ?」ときいている。ある時かがみは「白雪ひめ」といったので、王妃は白雪ひめをゆるせなくなり…。

ベストレビュー

凝縮されたオットーの世界

「白雪姫」のお話を、あまり短縮することなく、24ページの絵本の中に詰め込んだので、文字が小さくて凝縮感のある作品です。スベン・オットーの絵は挿絵のようにも思えるのですが、お話を包みこんで独特な「白雪姫」の世界を作っています。
白雪姫と小人たちの出会うところは、小人たちの視線で一人ひとりを紹介していて、その絵が印象的です。
お妃に3度もだまされて命を落としそうになった部分は、これだけ凝縮されると白雪姫の未成熟さを浮出しているようにも思えました。
そういえば、オットーは残酷なシーンは排除しているようです。
お妃に騙されるシーンも小さく描いています。
お妃の最後のところを描かない所は自然にしても、やはり物語の背景であることに徹したのでしょうか。

(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )

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