父アレス亡きあと、ジークは運命の糸に導かれるまま都にのぼり、さまざまな仲間とめぐりあいアーギスと宿命の対決をする…。
前から気になっていて読みたいと思っていたのですが、斉藤洋さんの長編ファンタジーを図書館で借りてきました。
上の子は、読み始めると一気に読んでしまい
「面白かったぁ!!さすが斉藤洋さんだね!!早く続きが読みたい」と、続編を早く借りてきて欲しいとねだられました。
大まかな内容はわりとよくある、出生の秘密を持つ王子の冒険ものなのですが、
そこは娘の言う通り、斉藤さんの物語の世界の描写がはっきりとわかりやすく、余計な説明や会話がないのに、1人1人の登場人物や町並みが見える様な描かれ方で、すごく納得しながら、楽しく読むことができました。
たぶん、出版社のお薦めの年齢は、文字のレイアウトや漢字の使い方、ページ数などを考えると、小学校高学年くらいではないかと思います。
うちの子の意見としては、中学生でも十分楽しめたそうです。
特にファンタジー《冒険もの》が好きなお子さん、斉藤洋さんの作品が好き!でもこの本は見た目がちょっと分厚いんだよなぁ。なんて、敬遠しているお子さん!!
面白いから、とにかく手にとって、読んでみてください。
損はしません。。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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