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少年がおじいさんに贈られた机の引き出しを開けると、昔見た風景が広がっていて少年はその中に入ることができたのです。私たちの命が多くの小さな命で支えられていることを心を込めて描きます。
机の引き出しを開けると、懐かしい風景が広がっている。ふるさとの風景。水をたたえた田んぼ。満天の星空。緑のじゅうたん。頭を垂れた、黄金色の稲穂の海。
ココロの原風景を思い出すように、寛太は、引き出しを開ける。だけど、おじいさんは、本当に会いたいときだけ、引きだしを開けなさいという。がまんをするたび大人になってゆくような。
べつに、我慢する必要はない気がするけどね。引き出しには、本当に大切なものを入れておいて、いつでも開けて思い出して、自分の元気にすればいいと思う。
子供には何を話そうかなー。お米の一生? (モロビとコゾリテさん 30代・パパ 男の子5歳、男の子4歳、女の子1歳)
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