にわとりは一日の始まりをおしえてくれるだけでなく、卵を産むので昔からよく家で飼われています。人間の世界では貴重な存在として扱われていますが、はたして鳥たちの世界ではどうなのでしょうか? にわとりよりもきれいな声で鳴く鳥はたくさんいます。にわとりよりも見た目が美しいとりもたくさんいます。それなのに、同じ鳥でいながらにわとりだけ特別な存在のようで、ほかの鳥たちがうらやましく思うのもわかる気がします。どの子供にもその子ならではの長所や短所があって、それが個性です。だれかのことをうらやむことがあっても、このお話をとおして、子供たちは「ぼくがぼくであることすべてが個性で、たいせつなんだ」と気づいてもらえたら嬉しいです。
1〜2歳児の親子のお話会で読みました
作者は言葉遊びなども書かれている林木林さん
なので「こけちゅんちゅん」「こけぽっぽー」はリズムカルで読み手も楽しく読めました
イラストもいいですね〜表情や、その雰囲気がそれぞれの鳥の特徴を感じます
ハトとカッコーの時はママたちの方が大笑いでした
そうか、これは大人に読み聞かせしても良いのだ!
4〜5歳児にも読みましたが、普段から言葉遊びで「こけこっこー」と声に出していたのでラストは、期せずして、子どもたち全員で「こけこっこー」と大合唱になりました (風の秋桜さん 40代・その他の方 )
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