気になっているものに「いちにち」だけなってみる。 それだけで次々に笑いが巻き起こってしまう。 それがこの「いちにち」シリーズなのです。 第4弾では・・・?
「おばけって、こわいな。ぼくもおばけになったら、 おばけがこわくなくなるかな?」
どうやら今回は一日おばけになってみるようです。
「いちにち からかさおばけ!」 「いちにち くちさけおんな!」 「いちにち かっぱ!」 「いちにち メデゥーサ!」
ひー!!ちょっと待って、待って。 なってみるおばけがどんどんこわくなっているようだけど、本当に今回も笑わせてくれるの? ところが不思議。 「ぼく」がなりきると、くちさけだって、メデゥーサだって、なんか楽しいかもしれないって思えるのです。こんな風に頭の中で置き換えることができたら、もうおばけなんてこわくない!?想像力というものも、なかなか役に立つものです。
でも。本当にこわいのは・・・? あとは読んでのお楽しみ!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
大人気「いちにち」シリーズ第4弾! 擬音とコミカルな絵が笑いを誘う、ユーモア絵本。
おばけって、こわいな。ぼくもおばけになったら、おばけがこわくなくなるのかな? よし、いちにちおばけになってみよう!
いちにちからかさおばけ! ザザザザ―――――ッ 雨がふってもへっちゃらだ。
いちにちくちさけおんな! バクバクバク ケーキもピザもなんでもひとくち。
いちにちかっぱ! バシャバシャバシャ―――! 泳ぎが得意だから、またまた一等賞。
いちにちゆきおんな! ヒュ―――― かきごおり、めしあがれ。
いちにちのっぺらぼう! かきかきかき かっこよく顔を描いたらイケメンになれるよ。
ほかにも、メデゥーサやミイラおとこ、おおかみおとこ、ろくろくびなど、いろいろなおばけになってみた。おばけって意外と楽しいかも?
おばけが嫌いなお子様でも楽しく読める一冊。
最近お化けが怖い6歳の娘。怖い絵本は普段嫌がるのですが、この絵本に出てくるお化けたちは人間味溢れていたり、優しかったりして怖くなかったようで笑いながら聞いていました。
普段怖い怖いと騒いだらこのようにユーモアを交えて、大丈夫だよって言ってあげられたらよいなと思いました。 (おがめさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子2歳)
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