前作「かぼちゃスープ」でのなかよし三人、ねことりすとあひる。かぼちゃスープを作る時は役割が決まっていました。ねこが切り分け、りすがかきまぜ、あひるがしおで味つけるのです。 今回も三人は仲良くかぼちゃスープを作っています。ところが気が付きます、「しおがない!」。切れてしまったしおを買いにねこがシティ行くことに。あひるはすぐどこかに迷子になってしまうからです。 でも一緒に行くと言ってきかないあひる。結局三人で出発することに。さて無事にしおを買って家に帰れるのかな・・・。 前回はあひるが役割を無視して全部自分でやりたい!と言い出して起こった騒動。やっぱり今回もやってくれます、あひるくん。シティ(街)のあまりの大きさにたじろぐあひる、すぐ帰るつもりがこしょう屋の看板をみつけてふとひらめいてしまいます。・・・こんな子いるよね、すんなりと事を終わらせてはくれないのです。こんな風に迷子になっちゃうんだよねぇ子供は。とても愛らしいエピソードです。 さてさて読み終わった後はまたまたかぼちゃスープがつくりたくなってしまう事は変わりない様です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
なかよし三人、ねことりすとあひる。ある日、いつものようにスープを作り、味の決め手の塩をいれようとすると、塩がきれいになくなっていました。三人はそろって、街へ塩買いに。 はぐれないよう、しっかり手をつないでいたはずが・・・いつの間にか、あひるはひとりになっていて・・・、気がついたら、迷子に! ねことりすはもちろん、街の人やお店の人、おまわりさん、消防士まで巻き込んでの大騒動がはじまります。 三人は、再び会うことができるでしょうか? そして、目的の塩を買うことができるでしょうか?
このお話は、田舎に住んでいるリス、ねこ、アヒルの三匹が町までかぼちゃスープを作るのに必要な塩を買いに行くお話でした。でも、アヒルはよく迷うので他の二匹は注意してみていたのですが…案の定あひるは迷子に!!警察官や消防士も加わって大騒ぎしながら出会えました。その様子がとってもかわいかったです。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子6歳)
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