|
ごはんを食べてうんちをする。あかちゃんの大事な仕事です。 だから一生懸命食べて、まじめにうんちをします。 谷川俊太郎さんの「あかちゃんから絵本」シリーズ最新作は、 そんなあかちゃんの仕事に注目しました。 タッグを組んだのは、下田昌克さん。シンプルで力強いいのちの営みを、 これ以上ないほどぴったりの絵で描いています。 「あーん」「ごくん」「ぶお――」声に出して気持ちいい一冊です。
大人が「あーん」と読むと、子どもは続けて「あーん」と声に出して言葉を発する。
「ぱく」と読むと。「ぱく」と続けて、、、
そのうち、だんだん、なになになに??みたいな感じが渦巻き、ぐわおーの紫色のぐるぐるに、おならおならと口々に騒ぎだします。
さいごの落ちは単純明快、大きな声でワーとうれしそう。
大笑いの渦巻く楽しい読み聞かせになります。 (たかぽこさん 50代・せんせい )
|