身近な植物、タンポポの生態のふしぎさ、そのたくましさなどを、長年にわたる観察と写生をもとに見事に描きます。実物大に描かれた80センチをこえるタンポポの根は圧巻!
たんぽぽと言えば、その辺の道端に咲いていて、とっても身近なお花
です。「たんぽぽ」と言えばそれがどの花かはほとんどの人が知って
いるのじゃないかしら?でも「たんぽぽ」がどんな花なのか、という
ことは、私はぜーんぜん知らなかったのだなあとこの本を読んで思いました。
ねっこがすごーく長くて丈夫なこと、いちにちめに咲くお花と、次の日に
咲くお花では開き加減が違うこと。たんぽぽを形成しているちいさなはなが
240もついていたりすることなどなど。
娘と一緒に読みながら「おお!そうだったのかー!」といちいち私の
方が感嘆の声をあげていたのでした。
娘だって知らないはずですけれど、それは当たり前だから「そうだった
のかー!」とはならないんですよね。
この春、たんぽぽが咲き始めたらいろいろ観察してみたいと思います。
ちいさなはながいくつあるか数えてみたい気もするけど気が遠くなり
そうだからなあ。娘も「目がまわっちゃったらどうする?」と言って
います(笑)。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子5歳)
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