お気に入りのぬいぐるみ、お気に入りのお洋服――みんなもきっとありますよね。ピコちゃんのお気に入りは、くまちゃんの絵がおしりについているパンツなんです。
ピコちゃんは、もう、ひとりでパンツをはくことができます。右足を入れて、左足も入れて、とっても上手! ピコちゃんも満足そうです。 でも、あれれ? なにかがおかしいみたい。くまちゃんの絵がおなかのほうにきているようですね。それを見たお母さんは、「ピコちゃん、パンツがうしろまえになっていますよ」と言います。でも、ピコちゃんの答えは……?
カラフルなパンツがずらりと登場するカバーは、眺めているととっても楽しい気持ちになります。しましまのパンツ、おほしさまのパンツ、みずたまパンツ。みんなのお気に入りはどのパンツかな? ここにあるパンツ、ピコちゃんはひとりで上手にはけるのに、どうしてお気に入りの1枚だけは、うしろまえにはいてしまうのでしょうか? ふしぎです。ピコちゃんのお母さんと一緒に、首をひねってしまいますね。そして、はき方に隠されたピコちゃんの秘密とは……思わず笑顔になります。
くるくる変わる表情や、愛らしい仕草が魅力的なピコちゃんと一緒に、向きや、足をとおす穴を確認しながらパンツをはいてみたら、とっても楽しそう。パンツトレーニング中のお子さまと一緒に読みたい、ほのぼの心温まる1冊です。
(光森優子 編集者・ライター)
ピコちゃんはいろいろなパンツをもっているけれど、くまちゃんのパンツだけは、後ろ前にはいてしまいます。その理由は・・・
小さい子向けおはなし会用にセレクト。
ピコちゃん、もう一人でパンツ履けるのに、
なぜかお気に入りのパンツだけ後ろ前にはいてしまうのですが、その理由がほほえましいです。
おしりについたくまちゃんの絵、というのが、あるあるでしょうか。
アップリケだったのでしょうか、ママの機転にも拍手!
何より、パンツの素敵なエピソードだけに、
お着替え時間の楽しみ方のヒントになりそうです。 (レイラさん 50代・じいじ・ばあば 女の子0歳、女の子0歳)
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