新聞に幼児向けの絵本で紹介されていたので図書館で借りてきました
病気になったアカネちゃんの代わりに双子の靴下タッタとタアタが野原にちょうちょを取りに行くというお話です
落ちていたクレヨンで「ちょうちょホテル」と書いて野原で寝ている間に、ちょうちょが次々と泊めてもらいにやってきます
朝ちょうちょでいっぱいになったくつしたが、喜びながらアカネちゃんのところへ帰って行くのです
作者の松谷さんの長女が4〜5歳の時に、友人が編んでくれた下の子の赤ちゃんの靴下から生まれたお話のようです
アカネちゃんの靴下が野原でのびのびとちょうちょを追いかけたりする姿に、自分のくつしたもこんな風に遊んでいるのかなぁと考えるだけで洗たくしていても靴下に愛着が湧いてきそうですよ
文章は少し長いですが、語りかけるような優しい口調で、読み聞かせしていても、心が穏やかになるのでお勧めです