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グースにあった日自信を持っておすすめしたい ママの声

グースにあった日 作:キャリ・ベスト
絵:ホリー・ミード
訳:まえざわ あきえ
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:2003年11月
ISBN:9784834019025
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 9
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  • 心に残るお話

    お父さんの「にんげんだっておなじだよ。じぶんのよわさをのりこえて、生きていく力がいるんだ。あのグースにも強くなってもらおうね」という言葉が心に残りました。

    それを聞いた子どもの頃の作者がグースが強くなるために、自分ができることや両親からされて嬉しかったことをグースにもしてやるところが健気で子どもらしくかわいく感じました。

    読んだこともなくこの絵本の存在も知らなかったので、最近の本かと思って読んだのですが、2003年の本で、心に残るいいお話なのに、どうして今まで知らなかったのかしら?と不思議に思うぐらいで。

    読み聞かせると13分ぐらいなので、集団での読み聞かせだと、ちょっと尻込みされちゃうのかなと思うと残念ですが、家族で読んでも楽しいと思うのでぜひ手に取ってほしいなあと思いました。

    実話だそうですが、特に最後が本当によかったと思えました。

    投稿日:2013/06/20

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    2
  • 生きる力を見守る

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    動物好きの小3の次男にどうかと借りてきました。
    実話をもとに作られた、一本足の野鳥グースのお話です。

    偶然見つけた一本足のグースを女の子が「助けてあげたい」といったとき
    両親が「自然の野鳥は、自分で生きる手段を覚えなければ死んでしまう」と
    ある意味突き放すように教えた場面に、感動しました。

    人間はつい、弱いというだけでむやみに助けたり、同情したりしようとしますが、自然のものは自生する力をつけてあげないといけないのです。
    このことは、子育てにも共通すると思います。子供が自分で生きる力を信じて見守ることは、
    これから子供たちが思春期になってますます大事になるのだよなーと
    親目線で感じながら読みました。

    グースが母親になった姿にはジーンときました。

    投稿日:2014/01/20

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    1
  • 片足のグース

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    作者の体験が基になったおはなし。
    春、「わたし」は渡り鳥のグース(カナダガン)の鳴き声に気付きます。
    次々に沼に集まってくるグースの中に、片足の傷ついたグースがいたのです。
    両親に相談すると、野生のグースのために手助けしない方がいい、と言われますが・・・。
    ずっとこのグースのことを見守っている「わたし」の気持ちが伝わってきます。
    生き物と触れ合う姿がとても素敵です。
    コラージュの絵が独特の立体感を感じさせます。
    「わたし」の素直な表情がいいです。
    ラストの言葉、実感がこもっていて、感動してしまいます。
    このグースがどうして一本足になったかはわかりません。
    だからこそ、生存競争なのか、環境問題なのか、についても
    少し考えるきっかけになるような気がします。

    投稿日:2009/03/21

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    1
  • 暖かい気持ちになれますよ

    • ぱおちゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子10歳、男の子8歳

     ”これは、ほんとうにあったことです。”と、作者自身の体験に基づく野生のグースとのふれあいの物語です。
     春にぬまへ降り立ったたくさんのグース、その中から足を怪我し、1本足になったグースを女の子は見つけます。他のグース達から仲間はずれにされているのを知り、女の子はペットにしたがりますが、野生のグースは自分で生きていくことが大切だと両親は教えます。秋になりグースは仲間達と南のほうへ飛び立ってしまいました。そしてまた春が来て・・・・

     怪我したグースを世話しようとする女の子の優しい気持ち、そしてグースにとってどんな世話が一番いいのか教える両親、1年後に再会した時の感動。1本足でも強く生きたグースにも心を動かされました。心が暖かい気持ちになれる1冊です。

    投稿日:2004/02/27

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