あまのじゃくの魔女アガサ。
その性格から カッコウのヒナを育てることに。
誰にも心を開かないアガサが
マジョドリと名づけたその鳥にだけは心を開き
読んでいても気持ちがいい 素敵な子育てをしていました。
巣立ちの時が来て 涙を流すアガサを見ると
私も寂しい気持ちになりました。
母ですから やはりこんな場面では
いつかはわが子も…という気持ちになります。
自分の生活スタイルを180度変え 一生懸命子育てをしたアガサ。
やっと一緒に夜の仕事に出かけられるほどに育て上げたら
はいお別れ。
自分のこれからもこんな感じなのかなぁ…なんて。
でも最後は アガサとマジョドリがいい関係に。
たくさんの愛情を注いだ子育てが報われた場面に
あったかい気持ちになって読み終えることができました。
児童書ですが パパ・ママが読んでもいい感じの絵本だと思います。