「ブレーメンの音楽隊」 ママの声

このお話は、たぶん大人の人なら子供の時に読んでもらったり聞いたことのある有名なお話です。私自身も子供に読んであげてとっても懐かしくなりました。うちの子はまだ聞いたことがなかったみたいで、追い詰められた動物たちの知恵に驚いていました！！

ブレーメンのおんがくたいは何冊も出版されているので、
図書館で借りて他のものと読み比べしています。

私はこの温かみのある色彩豊かなこちらのバーナデットさんのものが
一番すきでした。でも、子供と意見がわれ、どうしましょう。

こちらがいいのは、文章が端折られておらず、忠実に近く
訳されているのが親としてはいいですね。おすすめです。

「ブレーメンの音楽隊」の絵本はたくさん出ているので，読み比べてみるとそれぞれの味わいが感じられ面白いですね。
我が家はハンスフィッシャー絵せたせいじ訳の「ブレーメン」を購入しましたが，その後こちらのバーナディットワッツ絵の「ブレーメン」も読みましたが絵がとても魅力的で美しく素敵でした！
バーナディットワッツの絵の絵本は「赤ずきん」を持っていますが，こちらの「ブレーメンの音楽隊」もほしくなってしまう程でした☆

ブレーメンの音楽隊という割には「音楽してないじゃん」と娘が言っていたものの、古典のままのストーリーで、評価ポイントになります。作り変えたものも悪くはないけど、まずは古典を読んでからというのが我が家の方針です。みんなで協力して、泥棒のお金や家をぶんどるというのは悪くない。でも、それだけで一生暮らしていけるかというと、食べ物を手に入れるなど動物だけでは難しいと思うのですが、そこを理屈をつけてくれたらもっと良かったですが原作どおりだから仕方ないですね。

名作を読んで聞かせたかったので、動物好きな息子がすんなり入れそうなブレーメンを選びました。
ロバが犬や猫、オンドリと出会って旅をする様子には楽しそうに聞いていました。
泥棒たちを脅かすところは、声色をかえて読んで聞かせたところ
けらけら笑ったり、うれしそうに一緒にまねをしながら聞いてくれました。
最後は、お家が見つかってよかったね、と安心したようです。

数ある『ブレーメン』の本の中からこの一冊を選んだのは絵がすてきだったから。
とても優しい絵ときれいな色使いで、子供が観るのにおすすめの一冊なのはもちろんですが、
大人の方にも観ていただきたい絵本です。