くもんの昔話は「ねずみのすもう」を読んで
気に入っていたようなので
他のお話も読んでみる事にしました。
うらしまたろうは今までに別の絵本で
読んだことがあったので
玉手箱が出てくると
「けむり、けむり」と言っていました。
(先回りしてストーリーを言っているというより
『玉手箱』という言葉が思いつかなかったようです)
このシリーズの昔話は絵がクラシックな割には
子どもに受け入れやすそうなので
いいなぁと思っていますが
うらしまたろうの顔がなんとなく情けなく見えるのは
私だけでしょうか?!(目元が)
乙姫様が浦島太郎に玉手箱を渡す時
「これはたまてばこです。
このふたはけっしてあけないでください。
あけなければ、あなたは
万年も生きられるでしょう」
と言います。
これは他の絵本と違う表現だなぁと思いました。
不老長寿の魔法をかけてもらったのに
実はそれは幸せとは感じなくて
普通の時の流れ(年をとる)の方を選んだ方が
よっぽど幸せだという教訓が入ってるのかなぁと
思いました。(深読みしすぎ??)
「あけないで下さい。」とか
「困ったら開けてみてください」
の説明より、理解しやすいと思いました。