数に興味が出てきた年齢の子から、小学生1年生くらいまで楽しめそうな絵本です。
単に数を数えるだけでなく、「ことりが1わ、はなが1りん」など、色んな物の数え方まで載っているので、算数と国語の両方が学べるところがいいなと思いました。
ただ、「いすが2こ」のところは「2きゃく」あるいは「2つ」の方が良かったような気がします。
数字とイラスト、それと黒丸を一緒にすることで、視覚的にも分かりやすくなっていていいと思います。
0の概念も載せてあるのも良かったです。
20までは5ごとのかたまり、20からは10のかたまりとはんぱの数で表され、最後の100のところでは位という概念まで登場します。
五味太郎さんの挿絵は色遣いが綺麗で、とても分かりやすくていいですね。
指が出てくるページでは、色んなデザインやカラフルな袖もなかなか素敵でした。