「フローラのにわ」 ママの声

　スウェーデンの作家さんの絵本です。
　フローラは庭の花たち、どうぶつたちと仲良しで、楽しそう。でも、なんだかものたりないフローラ、、、。

　ていねいに描かれた庭の花やちいさな動物たち。やさしい色あいに、ほっこりします。フローラやリネア、動物たちのいきいきした表情が、ほほえましいです。

　最後のページ、素朴な木のテーブルで、みんなでお茶会の場面がいいですね。ゆったりリラックスできる絵本、子どもから大人まで楽しめます。

一人って自由で気楽でいいけれど、その反面、寂しさや物足りなさもありますよね。
一人の時間が大切に思えるのは、他の者たちとの時間があってこそなのかもとも思いました。
たくさんの動物たちに出会えてよかったね！と思える絵本です。

パパが図書館で選んだ絵本です。絵からして（表紙の）とーっても可愛くて、私が気に入ってしまいました。

森のお家に一人で住む女の子フローラ。とにかく絵が可愛くて見てるだけで癒されてしまいます。長女もとっても気に入ったようで、何回もリクエストされました。自然がたくさん出てくるのもとてもよかったです。大きな起承転結のあるお話ではないですが、とても心が洗われます。こんなところにいってみたいなあーと思ってしまいました。

うちのパパやるなと見直しました。

フローラのお庭はとても綺麗。
虫も動物達もかわいい♪
だけど、それだけじゃ物足りないんですよね。
自分とおんなじ姿形で、いっしょにおしゃべりができる
ともだちが欲しいよね。
フローラがはじめてリネアと出逢った瞬間。
私も胸がどきどきしてしまいました。
お友達と仲良くなる瞬間を思い出して。
それからわけもわからず、いい予感で目覚めた日のことを
思い出して。友達といろんなことを語り合った時のことを
思い出して。
一緒に読んでいた娘はどうかなあ。
わりと誰とでもすぐに仲良しになるタイプなので、フローラの
心細い気持ちや、やっと出逢えた時のうれしさはわからなかったかも。

自然の中で楽しく暮らしている、フローラです。
でも、なんだか寂しそうですね・・・
やっぱり、自分と同じようなお友達が欲しくなったのでしょう。
友達と一緒ならば、いつも遊んでいる風景も、新鮮に感じられるのだと思いました。

絵がとても素敵。私好みです。
フローラは可愛らしいし、草花や動物たちの描写も丁寧できれい。
眺めているだけで優しい気持ちになります。
ストーリーも絵と同様に優しくて可愛らしい。
ちょっと淡々としすぎて娘たちの印象には残らなかったようですが、私はこの絵本が持つ雰囲気が気に入りました。

「たね」同様に「にわ」とタイトルにつくお話って多いような気がします。

「にわ」のお話って、その人の心の状態にも直結しているようですけど、このお話はどんな感じかなと思いました。

フローラ、最初小さな女の子だと思ったのですが、絵を見て他の動物たちと比較すると小人みたいですね。

絵もお話もとてもかわいらしいと思いました。

女の子の方が好みそうな感じですね。

息子はあまり興味を示さなかったのが残念です。

裏表紙がたんぽぽの綿毛なので春に読むのによさそうですね。

友だちがほしくなる新学期頃にもいいかもしれません。

素敵な庭が美しく描かれた表紙に魅せられたのでこの絵本を選びました。主人公の庭には様々な植物が咲き乱れていてとても綺麗でした。友達がいる事は本当に幸せな事だと主人公に教えてもらえる絵本でした。お茶とお菓子もとても美味しそうでうっとりしました。ただ一緒にいるだけで極上の幸せを感じられる友達の存在は貴重だと知りました。

プレゼントで絵本を数冊いただきました。
その中で７歳の娘がまっさきに手を伸ばした本です。
表紙の女の子の優しそうな瞳にひかれた様子。

〜あるところにとてもちいさなおんなのこがいました。〜

「とても」ってどのくらいかというと、・・・・。
ページをめくっていくほどに小さな小さな女の子であることがわかります。
でも、娘は、自分がその小さな世界に入り込みフローラと一緒くらいの女の子でいるような気持ちだったようです。
最後に現れる、お友達のリネアはまるで自分。
フローラの心に寄り添い、一緒に高い木の上から見る風景はどんな世界なのでしょう。
娘の心の中に、小さなものへの愛情が育っていることが嬉しく感じられた１冊でした。

とても小さな女の子フローラ。
庭の動物たちと楽しい毎日を過ごしますが、ある時ふと友達が欲しくなります。
動物たちと遊びのはもちろん楽しいのでしょうが、やっぱり自分と同じような女の子と遊んだり語り合ったりする楽しみにも憧れる気持ち、分かります。

自然と動物に囲まれ育ったからでしょう。
フローラはとても穏やかで心優しい女の子に思えます。
願いがかなったのもきっとそんなフローラの姿に、心を動かされた神様からのプレゼントだったのかもしれません。
心がホッと温かく、幸せな気持ちになれる絵本です。