「まよなかのおはなみ」 ママの声

古本市で、表紙の幻想的な桜の絵に惹かれて購入しました。
夜の闇の色がきれいです。

男の子と一緒に登場するのが、ママではなくパパなところが気に入りました。
ママって、日常生活でも、怒ったりする役目が多くて、
生活の中で日常的な色が濃すぎる気がします。
やっぱり子どもをファンタジーの世界の連れていくのはパパでなくちゃ！

桜の花びらって、食べられるのでしょうか？
絵本の中だけの話なのか、本当のことなのか、
他の部分にファンタジーが入り交じっているので、判断できませんでした。

長男は、もう年長さんなのでちょっと幼いかなと思いましたが、
喜んで聞いていました。

お父さんと夜の散歩をしている僕。電信柱やポストが動きだし、みんな集まって真夜中のお花見へ・・・

電信柱やポストのように大きな物が夜に動いていたら、こわいよなぁと思いながらも、それをすんなり受け入れてしまう子供ってスゴイと思いました。

最後に食べていた、桜の花びら漬けはおいしそう。
一年に一度の、お楽しみなのですね。

こどものともが好きなのでこの絵本を選びました。夜桜を描いた表紙があまりにも美しいので息をのみました。お父さんが息子と一緒に散歩するのを楽しんでいるのが良いと思いました。花びらが満開の様子に私も思わず笑みがこぼれました。１年前から漬けたという桜の花びらがとてもロマンチックで素敵でした。夢がある内容が良かったです。私も夜桜を実に娘と散歩に出かけたくなりました。

夜桜と聞くと、幻想的な世界を想像しますが、この絵本は、もうちょっと賑やかで楽しいお話！連れ立ってお花見に行く仲間たちの顔ぶれが、何と言っても愉快なんです。本当にこんな仲間と１度お花見でも！と思わせてくれるようなセッティングです。娘は、電信柱がだいちゃんを肩車して、「とくべつせき」から満開の桜を見せてあげるシーンがお気に入り。それから、最終ページの町全体の絵から、小さな小さな電信柱や遮断機、ポストなどの花見友達１人１人を見つけるのを楽しんでいました。

図書館でおはなみの本を特集していて、手に取りました。
さくらの絵がきれいだな～と思って読んでいると、なんか夜読むには怖い？かもと思いましたが、いつしか息子は毎晩読んでとせがんできます。
お父さんと2人夜の探検だったのか？夜桜見物とおいしいさくらのはなびらづけ、ぼくもいきたいな～と息子は言います。
その影響か？散歩に行く時はポケットになにかこっそり入れているようす・・・。
電柱をみると「もう桜みた？」と話しかけている息子、夢があってちょっと冒険したい気持ちがでてくる本です。

暗闇にきれいな桜の表紙。
読んでみると、想像していたお話とは違ってギャップにびっくりしました。

ぼくがお父さんと夜散歩に出かけると・・・
電信柱や灯篭や郵便ポストが擬人化されていて、息子は大喜び。
「かわいいねぇ。ぼくも一緒に行きたい。」と言っていました。
電信柱に上って桜見物したらきれいだろうなぁ。。
そして、去年漬けた、桜の花びら漬けには私も釘付け。
ほのかなピンク色でおいしそうに描かれています。

夜の不思議さ、少し不気味なところや、この独特の世界に引き込まれました。
賑やかなところに夜桜を見に行くことが多いのですが、だれもいない静かなところに行くのもいいなぁと思いました。

ぼくとお父さんが夜の散歩に出かけたら。。
不思議な出会いが待っていました。

とっても魅力的でワクワクするお話です。

長男は擬人化された遮断機やポストに夢中♪
夜の町というのが、ちょっと不気味で
ホントにそんな世界があるのかも！？って
想像が膨らむのでしょうね＾＾☆
私はサクラの花びら漬けが食べてみたいなぁ
なんて思い。。まさに花より・・・です（笑）

夜のお散歩。この設定だけで、何となくワクワクしちゃう。
そして、電柱やら、コマイヌやら、ポストやら、色々なものがしゃべり出すという不思議ワールドの展開に息子は大喜びでした。
非現実的な世界と分かっていながらも、楽しくてしょうがない。もしかして、もしかして本当にこんなことが起こっちゃうんじゃないの！と思っているようでした。
お母さんとの散歩ではなく、お父さんと散歩という設定もそういう気にさせてくれるようです。
そして夜桜の美しさが描かれているし、お散歩へいきたくなること間違いなしです。
我が家では夜桜見物には連れて行ってあげれないけど、桜見物に行こう！ということになりました。
桜の綺麗な時期に読むのをお薦めします。

福音館書店、月刊予約絵本「こどものとも　年中向き」です。

表紙を見て、想像していたおはなしと全然違いました。
すごく、不思議で、楽しそうで、おいしそうなお話でした。
こんな花見だったら、ぜひぜひ、私・・・というか、うちの家族も誘って欲しいです。

でも、実際に、誘われたら・・・やっぱりちょっと不気味で怖いかしら・・・？