「はりねずみのルーチカ カギのおとしもの」 ママの声

ほんわかした温かさが伝わってくる児童書シリーズの２作目です。
表紙からもわかるように秋のお話が１冊に３話入っています。
そして，見開きに挿絵が描かれていて，これがまた何とも可愛いのです。
秋の読書時間に小学生におすすめしたい１冊に思いました。

少し前に『はりねずみのルーチカ』を読んで、とっても
素敵だったので、シリーズ２冊めのこの本も読みました。
ああ、やっぱり素敵。とっても素敵。
季節が秋、なので、今のこの時期にぴったりです。
秋の果物のおいしそうな様子、おつきさまのもとでの
劇など、ルーチカ達の季節を味わう暮らしぶりに
うっとりしてしまいます。小学生４年生の娘はおけいこごとや
お勉強などで毎日せわしなく暮らさせてしまっていて・・なんだ
か申し訳ない気持ちにもなったりして。
ルーチカ達のように、もう少しゆったりと豊かに暮らすことが
できるようにしてあげたいなあって思いました。

図書館で子供の本を選んでるときに、表紙のはりねずみがとってもかわいくて、思わず借りてしまった一冊です。
少し読み聞かせてみましたが、２歳の我が子にはさすがにちょっと難しく、自分で読み切りました。
全部で３つのストーリーが入っておりますが、どのお話もメルヘンでほんわか、イラストと併せて心も温まるかわいい一冊で気に入りました。
頭にりんごを乗せ、動物型のバスケットを持つはりねずみ...
刺繍で作りたくなるかわいさでした。