「ひよよとふうせん」 じいじ・ばあばの声

ふわふわときれいな色で描かれています。
うさぎさんにもらったピンクときいろの風船はかわいいけど
２つじゃ多すぎて、ふわっと持ち上がってしまいました。
たいへん！とだれでも思いますね。
ふわんとただよっているのに、届かない。
少しづつ大き目のおともだちがやってくるのに、そのたびに
少しづつ高くなっています。
届きそうで届かないので、なんだかやきもきします。
みんながなんとかして高くなるように工夫している様子や
ラストで、きいろい風船だけになっているバランスとか
見ていると面白いですね。

たて開きの本は珍しくててにとりました。

内容をみると、たて開きの理由納得できました。
ひよよがふうせんをもらってからとんでしまい、
みんなでなんとか助けようと懸命な姿に感動します。

ひよよの絵が微笑ましく感じます。

全頁試し読みで読みました。ひよよがうさぎさんから風船を貰って、風船ごとお空に飛んで行ってしまいますが、それを心配した、くまさん、うさぎさん、青虫さんが、乗っかり乗っかり高くなって追いかけますがなかなかひよよまで届きません〜〜
次から次へと心配した動物たちが、段々と乗っかり乗っかり高くなっていく様子が「おつきさまってどんなあじ」を思い出します。

　　「あっ〜　たいへん」

　　「こんにちはー」

　と、暢気なひよよも可愛いです！

　「とどいた〜？」も、読んでいて心配しますが、ひよよがお空の旅を楽しんでいるので、いいなあと思いました。縦長に開いた絵も、明るくて色彩も綺麗なので嬉しくなりました。