作者のいとうみくさんも
絵の酒井駒子さんも
大好き!!
なのは、私だけではないような・・・
この作品も、きっと間違いないはず!
と、新刊案内に出ていた時に
すぐに図書館にリクエストしていました
ところが読む時間がなかなか確保出来ず(泣
積読状態から
やっと!やっと〜〜〜!!
読み始めたら・・・
すぐに引き込まれ
イッキに読んでしまいました
いとうみくさん作品は、いつもこうです(笑
これは、児童書ですが
対象は???
主人公は、中学1年生なので
小学高学年から?
う〜〜〜ん・・・でも・・・どうなんだろう・・・
と、50代おばさんは考えてしまいます
「カーネーション」という題名
本を開くと、カバーに記されている言葉に
「ん?」
そして、気になる目次の次のページには
カーネーションの伝承、母の日に送られる
「母性の象徴」
と、花言葉のいろいろ・・・
母ー娘の関係なんだ・・・
主人公日和(ひより)ちゃんの家族を軸に
学校は違うけど
同級生の何か家族関係に問題ありそうな
「桃吾くん」
と
桃吾くんのおじさんのカズさんとの関り
完璧な!?日和ちゃんの母 愛子さん
年の離れた妹わがまま!!紅子(こうこ)ちゃん
気を遣う?悪い所は見ない?父 慎弥さん
慎弥さんと愛子さんとカズさんが
大学の友達だったから
よかったかな
なかなか、今の世の中
他人の心、家族に踏み込めない
混み込まない ですよね
日和ちゃんには、いい場所、素敵な人が
周囲に居て、よかった!!
と、
現実には、家族関係とか
こう うまくはいかないとは思いますが
逆に、こういうこともあるんだ・・・
と、気付かせてくれてるのかな・・・
「母性」・・・子どもを産んだら当たり前に
生まれてくる?
そういう思い込み?神話?
に振り回されてしまうこともあるかもしれません
子育てに一生懸命になるあまり
真面目に取り組もうとするあまり
自分を責めて、
自分を攻めて
いる人もいるかもしれないなぁ・・・
赤ちゃんが0歳なら
おかあさんだって、0歳!
一緒に成長していけばいいんだよね
焦らないで
思春期の大変な時は
もう1度、小さい頃の子育てを思い出したり
未来を思い描いたり
子育ては、いつまでたっても続きます(笑
きっと、育児は、「育自」だから
なんだなぁ〜
と、思ってました
って、子育てにひと段落したおばさんなもんで
こんなことも言えるようになったかな(笑
「家族」についても
同じです
「こうあるべき」は、自分を苦しめることになるんだなぁ・・・
と、この作品を読んで、しみじみ感じました