ことりとねこのものがたり」 その他の方の声

ことりとねこのものがたり 作:なかえ よしを
絵:上野 紀子
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2020年01月25日
ISBN:9784323074559
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,317
みんなの声 総数 13
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 一人でも多くのヒトに・・・

    これほどすばらしい絵本が、どうしてあまり有名ではないんだろうか・・・と驚いてしまいました。
    それくらい、いい絵本だと思います。

    高いところがこわくて木に登れないねこくんと、ことりさんのおはなしです。
    ねこくんは、おくびょうだから他のねこたちにばかにされて、仲間はずれにされていました。
    でも、そんなねこくんの唯一の友達が、ことりさんだったのです。
    ねこくんはことりさんと、お話をするのが大好きだったのだけれど、ことりさんの飼い主に見つかると、いつも「この のらねこめ!」と追い返されてしまいます・・・

    そんなねこくんと、とりさんのお話です。

    どこか甘酸っぱいような絵本で、もしかした大人向けかもしれません。
    でも、優しさ、勇気、強さ、そして死・・・いろいろなテーマがつまっているので、子どもながらに感じてくれるところはあるのではないでしょうか。
    久しぶりに、涙が自然とあふれるような絵本と出会うことができました。

    一人でも多くのヒトに読んでもらいたいと思います。

    投稿日:2006/09/19

    参考になりました
    感謝
    2
  • ずっと探してた・・・。

    私が幼稚園に通っていた頃毎日読んでいました。
    強がりなねこクンが私は大好きでした。
    子供の心にこの本は強く響きました。
    勇気を持ちたいと思わせてくれました。
    幼児で有りながらも、木の上にのぼりきった時のねこクンの気持ちが伝わって来るようでした。
    私もいつの間にか中学生になって
    この本のことを忘れていました。
    最近ふと思い出して、近所の古本屋で立ち読みしました。
    あの時の気もちがよみがえった気がしました。
    私は忘れていた勇気というものを思い出しました。
    この本が私は今でも大好きです☆★☆

    投稿日:2004/08/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 高いところが怖くて、他の猫からいじめられているねこ君。
    たった一人の友達はかごから出たことのないことりさん。
    ことりさんを大空へと思って、かごを開けて逃がしてあげたんですが・・・。
    悲しくて切ない結末が待っています。

    弱虫で優しいねこ君だからこそ出すことのできた勇気。
    優しさと愛情が一番の強さになるんだというメッセージを感じました。
    今読んでもじんとくる絵本。
    最後のページの絵の空の色が切なさを誘います。

    投稿日:2003/12/23

    参考になりました
    感謝
    0

3件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / うずらちゃんのかくれんぼ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.64)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット