3歳の娘と本屋さんで見つけ、キャラクターの可愛さに(ママが)ひとめぼれして買いました。
どのページのキャラクターもスイーツも、とっても可愛いのです。でも読み聞かせるとあんまり話が好きになれません。「パティシエのモンスター」というタイトルなのに、正直モンスターである必要もあんまりなく、肝心のお菓子作りの描写がほとんどありません。
市場にタクシーで買い物に行くところが最も長く、お菓子を作る描写は一人のモンスターが、小麦粉、砂糖、卵を好きな量だけ入れてぐるぐるかき混ぜてオーブンに入れるだけ、とあまりにも雑です。そして入れただけで疲れてみんなで昼寝…。
次のページで焼き上がった途端、何故かたくさんの種類のケーキが並びます。それも他の方がレビューで書いている通りの普通のケーキです。ならあの作り方ではダメじゃないかと。もうちょっとパティシエっぽい活躍が見たかった。
あとキャラクターが基本的に何もしないのでストーリーが特になく、セリフもありません。見た目の違い以外、特にモンスターたちに個性がありません。
絵本なのでそこまで細かいこというのもなんですが…。
絵は可愛いので、イラスト眺めるのにはいいかと思います。