3歳の子に読みましたが少しだけ絵が怖かったかなという印象でした。
物語は年老いた犬のセルコとオオカミの友情のお話でした。
飼い主に追い出されてしまったセルコはオオカミの提案でまた家に帰ってこられました。どうにかしてオオカミにお礼ができないかと考えていたセルコは飼い主の娘の結婚式にこっそりとオオカミを呼ぶことにしました。テーブルの下に忍び込みオオカミにたくさんごちそうを食べさせました。オオカミはお酒も飲んでとてもいい気分で歌を歌いだしました。飼い主たちはびっくりして逃げ回る始末…さっとオオカミを連れ出し抱き合ってお別れをしました。
このお話から感じたことはオオカミもセルコもとても思いやりがあるということ!オオカミは少し悪賢いですがすごくセルコの悲しみをわかっているような。セルコも賢い!オオカミは怖いから飼い主たちにはバレないように配慮しながら、オオカミには助けてくれたお礼をするためにごちそうをたらふく食べてもらった。犬にもオオカミにもちゃんと感情があって優しさ溢れるお話だったように思います。