偕成社文庫で『家なき少女(下)』を読みました。
上巻がなかったので、前半のお話がどうなっているのか知りたくて借りてきたのですが、
同じ偕成社のものでも文庫は完訳、こちらの世界名作選では抄訳ということもあり、読んだ感じが違いました。
こちらの方がアニメの『ペリーヌ物語』に近い感じを持ちました。
絵もか細い感じのペリーヌで、同じ話でも大分違ってくるものなんだなあと思うと興味深いものがありました。
こちらの本は息子一人でもすらすらと読んでいて読んだ満足感はあったうようです。
大人としては完訳版の本がやはり読み応えがありました。子どもの時にも私はきっとこの抄訳版を読んでいたのだと思います。
大人になってからもまた読む機会が巡ってくるとは思いませんでしたが、子どもの頃は結構好きなお話でした。