おばあさんは住んでいた家が古くなったので、違う家に引越しをします。ねこ2匹とろばめうしを連れて・・・
見つけた家に誰も住んでいなければ、ここにしようと決めてしまいます。なんてのどかなことでしょう!でも、動物たちが満足できないと、また引越し。そして、それぞれの動物たちに合う条件の家を探し、3回も違う家に引っ越してしまいます。一緒に住む家族のことを考えているおばあさんが素敵ですね。
途中で母の私には最期の結末が読めてきましたが・・・
子どもたちは引越しするたびに、「また、ひっこし」と嬉しそう。
新しい家ってやっぱりいいのかな〜。
でも、最後まで読むと、やっぱり我が家(今の状況)が一番だという結論に・・・
普段の生活でも結構そういうことってありそうですね。
旅行に行くのは楽しいけど、帰ってくるなり「やっぱり我が家が一番!」と言うのがお約束。
子どもには意味分かっているのかな、と思ったんですが、ちゃんと元の家に戻ってきたってことは理解できていたようでした。
【事務局注:このレビューは、「おばあさんのひっこし」こどものとも 1996年3月号に寄せられたものです。】