NHKの「パンツぱんくろう」と「はなかっぱ」が好きな3歳の息子のために、喜ぶかな、と図書館で借りてきました。
それを先に目をとめたのは、一年生の娘。
「この絵知ってる!一目で分かる!よんであげるねー」と弟に音読し始めるなり大笑い。
「全部反対言ってるんだ!おもしろーい!」
まだ言葉が確立していない息子には反対言葉の世界は難しいだろうに、絵が大好きなようで何度も「もっかいみようか」と言っています。
娘は「ああおうじさま。たすけてくれなくってもよろしいでございますわ〜」など一度で覚えてしまい、随分楽しんでいます。
最近絵本より字ばかりの本に移行しがちな娘に久々にヒットした絵本なので、こういう笑いのセンスを大切に、シリーズ全部見てみたいと思いました。
蛇足ですが、英語を教えている私の感想としては、英語で言う、あえて否定語を使って同意を求める「付加疑問文」的な効果で、「おとなってかっこわるーい!」(=おとなって本当にかっこいいよね!)と、子ども達に訴えかける賢い(!)効果、あきやまさん、さすがだな、と思いました。