息子が3歳のときにはまった「10ぴきのかえる」シリーズ。
この「10+1ぴきのかえる」は、息子が特に好きな作品の一つです。
ひょうたんぬまにすむ10ぴきのかえるたちのところに、
はすの葉ボートに乗った1ぴきの女の子のかえるが流されてきました。
女の子はどうやって家に帰ればいいのかわからなくて困っています。
10ぴきのかえるたちは、力を合わせ、様々な危険や困難を乗り越え、
女の子をおうちに送り届けます。
頭の良いかえる。体力のあるかえる。
みんな個性がいろいろあって、
みなが自分の持ち味を発揮して
困難を乗り越える設定がいいですね。
つらいときには明るく歌を歌います。
このシリーズを読むと、仲間っていいなと純粋に思います。
シンプルな絵と、シンプルなストーリー。
このシンプルさが、2〜3歳の子にぴったり合っています。
今どきのスタイリッシュな絵本とは違い、
ちょっと昭和な雰囲気がありますが、
幼少期の子がはまること間違いなしです。
子どものツボの押さえ方がお見事です。