「妖怪用心 火の用心 九十九さんちのかぞえうた」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

全頁試し読みで読みました。ちょっと怖いけれど、軽快なリズミカル感が前へ前へと前進していくので、怖さを吹っ飛んでくれます。でも、やまんばばあさんだけは、ブルってしました〈笑）かぞえうたや繰り返しがよかったです。妖怪７人家族で、ちょっと日常も気になった絵本でした。

イチかけ、二かけ、見かけた…
と、一丁目のいすけさんから、七丁目のななすけさんまで、町で見かけた妖怪たちが登場します。
その横を、すました顔をして、拍子木を打ちながら歩いていく男の子と女の子の姿。
「妖怪用心、火の用心…」
なんとも、おかしなフレーズですが、小気味良いリズムが、なんだか耳について離れません。
妖怪好き、恐ろし好きの子どもたちにはたまりませんね。
冨安陽子さんの描く世界は、とても魅力的です。

怖いような面白いような絵本です。
リズム良く読めます。妖怪用心火の用心〜♪と節つけて歌うように読むと子供ノリノリです。
児童書への導入にも良さそうで、我が子にはまだ文字が多くて読めないかな？と思っていたけどもこちらをきっかけに読んでみたいと言っているので挑戦しようと思います。一人読みが無理だったら読んであげようと思います。

おばけや妖怪って、子どもたち大好きですよね！九十九さん一家…ステキすぎます（笑）数えうたになっているのでテンポのいい文章がリズミカルに頭に入ってきて楽しいです。絵も、おやおやおやさいなどの山村浩二さんが書かれていて、味のある妖怪たちがとってもかわいいです♪妖怪といっても怖くないので、小さな子どもでも楽しめると思いました。

馴染み深い妖怪がたくさん出てくるので楽しいです！

それぞれの妖怪の特徴をヒントに、何の妖怪か当てっこするのもおもしろいですよ！

読んでいくと、自然とメロディーにのっちゃいますね！

妖怪好きの甥っ子にも、ぜひオススメしたい一冊です！

一度読んで、その後に歌を聴くと、ガラッと絵本の印象が変わります。

最初は少し不気味がっていた娘も、歌のリズムが加わると「●●じゃ、ないかいな〜♪」と笑顔で口ずさんでいました。
その変わりようが親から見て、面白かったです。

またよく見ると、絵本中で妖怪に驚かされるのは大人で、子共は「妖怪用心　火の用心」と涼しい顔して通り過ぎるのが私にとってツボでした（笑）

子どもだけじゃなく、怖がり屋の大人も「九十九さんちのかぞえうた」を歌えば、妖怪が身近に感じられるんじゃ、ないかいな〜♪

妖怪のかぞえ歌って面白いです．音源を参考に，歌いながら読んでみたら「面白いうただね〜もういっかい」と息子も楽しそうでした．

この絵本に出てくる妖怪は，人間っぽいのに，実は一つ目小僧だったりろくろっくびだったりするので，息子はそれが恐ろしいようでした．
妖怪といったら，ジバニャンみたいなかわいいやつのほうがいいみたいです．この本の中では火の玉だけはかわいく見えたみたいで火の玉がお気に入りの息子でした．

お姫様やキラキラしたものが大好きだった５歳の娘が、
ここ最近、路線変更したようで妖怪に興味津々なんです！
しかもかわいい系妖怪ではなく、リアル系妖怪が好きなんです。

九十九さんちのかぞえうたは、そんな娘にドンピシャでした！

ぬらりひょんや、ろくろっくび、一つ目小僧といった
娘がよく知っている妖怪が出てきて、テンションがどんどん
上がっていきました。

途中までは私が読んでいたのですが、先が気になるようで
「私が読む〜！！」と言い出し交代しました。

かぞえうたになっているだけあって、文章がリズミカルで
娘もとっても上手に読んでくれました。

みこしにゅうどうや、アマノジャクは今回初めて知った妖怪だったので、
何度もページを前に戻って、一生懸命覚えていました！

ちなみに娘の好きな妖怪は、ろくろっくびと、サトリちゃんです♪
「2人ともかわいい♪」って、ルンルンしています。

妖怪ブームでかわいい妖怪の出てくる絵本がいろいろありましたが、こちらはかなりリアル系ですね。
人間との絡みも妖怪らしいかんじです。
数え歌はリズミカルで聞きやすいですね。

こちらのシリーズをはじめてしったので、他の絵本も読んでみたくなりました。

　同じ登場人物（妖怪）で、絵本と読み物の両方が出版されるとは、面白い試みだと思いました。（絵本は数え歌で、読み物はおはなしですが）。きっと、それだけ　人気があるということなのでしょうね。

　普通ではありえない妖怪の世界を背景に、子ども二人が、拍子木を鳴らしながら、淡々と数え歌を　歌って歩いていく様子が面白いです。毎年、年末に町内会で、「火の用心〜！」と拍子木を鳴らしながら、町内を回るのですが、子どもたちの中で、この数え歌が流行れば、今年の年末は、いつもと違う「火の用心〜」になるんじゃないかな？そうなったら面白いなぁ〜。

　私は「妖怪一家 九十九さん｣シリーズを知らなかったので、そちらも読んでみました。お話を知っている方が、絵本を楽しめると思います。絵本を気に入った子どもさんで、お話の方も楽しめる年齢の子どもさんには、ぜひ、読み物の方も併せて読んでほしいなと思いました。